業務実績

液状化対策

液状化対策振動対策実績例についてご紹介します。
(1) 戸建て住宅の液状化対策と道路交通振動対策(岡山県)
(2) 戸建て住宅の液状化対策と振動実験(H25)(岡山県)
(3) 交番の移転新設に伴う液状化対策(岡山県)
(4) 戸建て住宅の液状化対策と振動実験(H23)(岡山県)

(1) 戸建て住宅の液状化対策と道路交通振動対策

施工場所
岡山県
施工時期
平成26年1月
発注者
㈱コスミックガーデン
施工者
㈱三友土質エンジニアリング
施工期間
6日間

岡山県南部のN値が4に満たない軟弱地盤上の住宅新築に当たり、直面道路の交通振動対策と地震時に懸念される液状化の対策をWIB工法で同時に行った。長杭と短杭を組み合わせたハニカムセル形式WIB工を構築した結果、対策後は道路交通に対して10dBの減振が認められた。施主様からは「就寝中に家の前を走る車によって目覚めることが無くなった」との報告があった。

(2) 戸建て住宅の液状化対策と振動実験(H25)

施工場所
岡山県
施工時期
平成25年2月
発注者
㈱コスミックガーデン
施工者
㈱トラバース
施工期間
8日間

岡山県南部の住宅地に戸建住宅を新築するに際して、液状化対策工としてWIB工が採用された。当該地は軟弱なシルト質の干拓地であり、非常に高い液状化の可能性が懸念されている。対策前と対策後に,バックホーによる加振試験(走行・打撃)を行い、WIB工による対策効果を確認した。水平・鉛直方向の振動が、対策前に比べて1/5まで減振しており、これは震度に換算すると階級が1つ下がる程度の減振に相当する。
また打撃加振時に、液状化の原因となる間隙水圧の上昇を、セル外部とセル内部で比較した。セル外部では間隙水圧が上昇し、セル内部では上昇が抑えられた。

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(3) 交番の移転新設に伴う液状化対策

施工場所
岡山県
施工時期
平成24年11月
発注者
岡山県
施工者
㈱三友土質エンジニアリング
施工期間
10日間

交番が新築移転するに際して、建物の外構部にWIB工法による地盤改良柱工事を施工した。当該地は旧干拓地でシルト質の軟弱地盤であり、東日本大震災時に千葉県浦安市で発生した交番の液状化被害の教訓を踏まえて、200galの地震入力で液状化指数PL値を2.5に抑える設計をした。また対策前後に実施した交番敷地内における振動計測では、交番前の道路からの交通振動が6~9dB低減されていることが分かり、県からの地震に強い交番への要望に応えることができた。

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(4) 戸建て住宅の液状化対策と振動実験(H23)


施工場所
岡山県
施工時期
平成23年8月
発注者
施主
施工者
㈱三友土質エンジニアリング
施工期間
10日間

戸建て住宅の液状化対策として、住宅直下にWIB工を施工した。当地は干拓地上に作られた水田を埋め立てた場所で、液状化の危険性が非常に高いとされていた。
性能確認のため対策前と対策後にガイドハンマーによる加振試験を行い、地表面加速度を比較した。その結果、鉛直・水平ともに振動が1/5程度まで減振していることが確認された。これは震度換算で階級が1つ下がる程度の減振に相当する。

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